子どもの卵アレルギーを食品で改善するブログ|食べ物に困らない体質へ

生後7ヶ月に卵アレルギー、1才半に熱性けいれん2回、2才に小児喘息と診断された次男の体質改善生活を情報配信していきます。アレルギーの症状・負荷試験・減感作療法・治療法や体質改善法、アレルギー対応食品・アレルギー対応外食情報など

子供の卵アレルギー|病院で卵白負荷試験に挑戦!体験談と症状《2歳9ヶ月》

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今まで卵を完全に除去してきたので、病院でこの卵白負荷試験をやることにより、少しずつでも卵が摂取できるようになればいいなと思います。卵白を食べさせるのは、とても怖くどんな症状が出て結果どうなるのか心配ですが、この病院の小児科の先生がいい先生なので任せれます。

 

卵黄のスコアはクラス2で摂取してもアレルギー反応は出ませんが、オボムコイドはクラス3なのでアレルギー反応がどれくらい出るか心配です。

 

病院での食物経口負荷テストがどんな結果になったかお伝えします。

 

子供の卵アレルギー|病院での卵白経口負荷試験の体験談と症状《2歳9ヶ月》

2017/7/27~28 1泊2日 

名古屋西部医療センター

 

ベットの確保のためと、夜中に何か症状が出たりした時のために入院という形になっているそうです。実際は症状が治まっていたら、外泊ということで家に帰れます。

 

【負荷試験当日】

9:15までに手続きを済まして、小児病棟のスタッフステーション前に来て下さいと言われ、身長・体重の計測をしたら担当看護師さんが、「今日の担当です」と挨拶をして入院する部屋へ案内してくれました。

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部屋は2人部屋で1部屋につき担当の看護師さん1人がついてくれました。

 

そして、先生の診察とお話がありました。1g食べて20分置いて何もなければ、次は2g食べて20分置いて何もなければ、このくりかえしで、次は4g→8gと増やして食べていきます。と説明がありました。

 

 1g→2g→4g→8gの順に

 

負荷試験スタート

1gってどれぐらいだろう?って思っていたら、なかなかの量です。

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1歳3ヶ月の時、一番最初にあげてアナフィラキシーを起こした時の卵白は何㌘とは計っていなかったのですが、それよりはるかに多い量でした。

 

1gを食べて20分間待っているときは、とてもドキドキしていました。看護師さんが血圧、バイタルを計り、部屋に看護師さんがずっといてくれたので、安心感はありました。

 

何も出なかったので、次は2gを食べさせ20分間待ちました。

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その都度、看護師さんは血圧・バイタルを計り正常か確認をしてくれました。

 

2gも何も でなかったので、次は4gです。ちょっと多いな~って思いました。

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20分経ち、何もでてないと思ったら・・・ポツンと足に

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看護師さんに、1個出てますと伝えると、先生を呼びに言ってくれました。

 

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 顔にも1個でき、少しずつ赤く腫れてきました。

 

先生に診てもらったら、陽性反応ですね「薬を飲んでください」と言われました。薬を飲ませてからも、どんどん蕁麻疹が広がり、足にも出てきました。

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すごく心配になって、看護師さんや先生を呼んだら「薬飲んで1時間ぐらいで効いてくるから」と言われ、今は冷やすしかないということでアイスノンを借りました。

 

すごく痒いから、泣いて機嫌が悪く大変でした。でも1時間経過したら、薬が効いてきたのか、抱っこしていたら寝てしまいました。

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その後1時間半ぐらい寝たら、蕁麻疹はひいていきました。ホッとしました~

前に入院した時よりは蕁麻疹は出なかったけど、かなり機嫌が悪く全身に出たので、注射か点滴をしてくれるのかなと思ったら、血圧とバイタルが正常だから大丈夫と言われました。あの薬(サジデン)でこんなに効くとは思いませんでした。

 

起きてから「お腹空いた!」と言ったので、ご飯をあげてもいいかと聞いたら、まだ蕁麻疹が出てるので、何もあげないで欲しいと言われました。機嫌が悪いのにお菓子も何もあげれないのは辛かったです。

 

蕁麻疹が完全にひいてからご飯を食べて、その後何もなかったので先生の外泊許可が出たので家へ一時帰宅しました。

 

帰宅してから、何も変わる様子もなく元気に過ごせました。

 

次の日、9時に病院へ戻り先生の診察を受け、負荷試験の結果を聞きました。

経口負荷総量は「7g」で誘発症状は陽性(グレード2)

安全1回量「2g」、安全積算量「3g」、アナフィラキシー症状なしという

結果になりました。

 

医師の総合判断として、今回の経口負荷試験は 陽性 と判断しました。

と言われました。

 

今後のプラン

完全除去を続けるか、微量の卵混入の加工品摂取を開始するか、次回の診察で相談。

 

子供の卵アレルギー|卵白経口負荷試験のまとめ

いかがでしたか?かなりのじんましんが出ていましたよね。負荷試験でココまで症状が出るのかと思うぐらい症状が出たと私は思いました。でも、今回の負荷試験で、思った以上に卵白が食べれたなと思ったので、成長とともに食べれるようになれるかもと希望がもてました。

 

それから、全身にじんましんが出てても、薬でひいていくという事がわかったことが、今後、卵を間違えてあげてしまった時でも、慌てずに薬をあげればひいていくという安心材料を貰いました。

次回診察後、治療法などまた報告します。