ダニ由来アレルギー「舌下免疫療法」小児治療へ広がるってホント?
Yahoo!ニュースで嬉しいをニュース発見しました。ダニ由来アレルギーの治療法「舌下免疫治療法」が現在は12歳以上が対象だが、国が承認すれば5歳以上に対象が広がるというニュースです。ダニアレルギー(ハウスダスト)の症状、その原因や予防法、そして治療について調べてみます。
ダニアレルギーとは
アレルギーの原因物質は約8割がダニで、小児喘息を発症している約9割がアレルギーをもっている。ダニが直接の原因ではなくダニのフンと死骸を吸い込むとアレルギー症状を引き起こす。ハウスダスト1gにダニが100匹もいるといわれています。目に見えない物質なので怖いですね。
(画像引用:日革研究所HP)
ダニによるアレルギー症状とは
①アトピー性皮膚炎(皮膚)
湿疹がでやすい部位
(画像引用:日革研究所HP)
次男はひどいアトピー性皮膚炎ではありませんが、上の絵の湿疹がでやすい部位の中で首、ひじの裏、でん部、ひざの裏、そして耳が切れたり、足首にも湿疹でています。湿疹が出たり治ったりの繰り返しです。
我が家の対処法は、病院で貰えるヒルロイドローション又はヒルロイドクリームをお風呂上りにしっかり塗り、痒い所や赤くなっている所は薬を塗ることを毎日やっています。夏場は汗をかくので、朝シャワーをあびて汗を流しヒルロイドを塗り、冬場はとても乾燥するので、いつもよりしっかりとヒルロイドクリームを塗っています。
毎日の皮膚の様子を見て、しっかりスキンケアをしてあげることをおススメします。
次男のなかなか治らない足首
②アレルギー性鼻炎(鼻)
ダニが原因となり、花粉症と同じ症状で、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなどの症状が出ます。ダニが原因のアレルギー性鼻炎は花粉症と違い季節性ではなく、通年性で冬に悪化することが多いです。それは、室内が締め切りでハウスダストが舞い上がるからだといわれています。
次男は鼻水は出ませんが、花粉の時期でもないのに、くしゃんみをしています。ひどくならないように気をつけないといけないですね。
③アレルギー性結膜炎(目)
アレルゲンが目に入り、かゆみと充血の症状が出ます。これもアレルギー性鼻炎と同じで季節性の花粉症と通年性のアレルゲンによる症状がある。
④喘息(気管支)
気管支喘息(小児喘息)は激しい咳とヒューヒューと鳴り呼吸困難になります。
一番最初に喘息かもと診断された時は、風邪をひいて鼻水や咳が出たので、かかりつけ医院へ行きました。しかし、その日の夜中、突然咳が止まらなくなったのです。すごく苦しそうで、咳止めの薬を飲んでも治まらないし、寝てもすぐ起きて咳き込み泣いて機嫌がすごく悪かったので、救急病院へ連れて行きました。そこで、「喘息になりかけている」「音が悪い」と言われ、吸入したら落ちつきました。
我が家の対処法は、空気清浄機購入と、掃除機ではなくクリックルワイパーでの掃除とカーテンの定期的の洗濯、布団の天日干し後、掃除機で吸うということをやっています。
以上がダニアレルギーの症状です。
まとめ
この症状が起きないようにするのが
「アレルゲン免疫療法」です。
2015年にダニエキスが入った錠剤を舌下に含ませる舌下免疫療法の薬を発売した。1日1回服用し、アレルゲンを少しずつ体に入れて免疫をつける療法。
私の友達の子供は注射によるアレルゲン免疫療法を行っているが、1週間1回の通院をしなくてはいけないし、注射なので痛みを伴う。しかし、この舌下免疫療法は1ヶ月1回の通院と自宅で簡単に出来るという治療。
そして、今回ニュースとなったのは、舌下免疫療法は15歳以上しか投与が出来なかったが、国の承認すれば、来年から5歳以上の子供が投与ができるようになる。
1日も早く承認されて、ダニアレルギーに苦しんでるわが子を含む子供たちが治療できることを願っています。