子どもの卵アレルギーを食品で改善するブログ|食べ物に困らない体質へ

生後7ヶ月に卵アレルギー、1才半に熱性けいれん2回、2才に小児喘息と診断された次男の体質改善生活を情報配信していきます。アレルギーの症状・負荷試験・減感作療法・治療法や体質改善法、アレルギー対応食品・アレルギー対応外食情報など

子供の卵アレルギーの発症予防の研究開始のニュースが!どんな研究?

食物(卵)アレルギーの発症予防がこの先できるようになるかもしれない、嬉しいニュースだ。まだ研究開始というだけで検証されたわけではないが、こういう研究がこの先の食物(卵)アレルギー症状に悩む子供たちを救ってくれるに違いない。どんな研究か調べてみました。

 

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赤ちゃんの病気、産まれてすぐ悩むママも多いアトピー性皮膚炎。アトピーを早期に治療して物(卵)アレルギーの発症を予防できるかという研究が、国立成育医療研究センターなど全国10カ所の病院が共同開始。乳幼児に皮膚炎があると食物アレルギーを発症しやすいとわかっており、皮膚の状態と発症の関係を検証するという。

 

次男も産まれてすぐに乳児湿疹症状?と思われる皮膚炎のが顔に出て、病院に通ったことを思い出しました。なかなか治らず、治っては出ての繰り返しで、乳児湿疹ではなくアレルギーが関係していたと思っています。

 

それは、母乳をやめてから乳児湿疹が治まったからです。私が食べてたでアレルギー症状を起こしてたのだと思いました。

 

 

 

 

アレルギーってなに?

人には、自分のカラダを守るために異物を察知して侵入を防ぐ働きを「免疫」といい、その侵入してきた異物に対して過剰に働きすぎて、カラダに不快で不利に強い反応を起こしてしまうが、「アレルギー」です。その原因物質のことを「抗原」といい、アレルギーを引き起こす異物を「アレルゲン」といいます。

 

食物によってアレルギー反応を起こすのが「食物アレルギー」です。

 

このニュースにも出ているように、次男の発症経緯は、まずはアトピー性皮膚炎となり、その後食物アレルギーを発症し、気管支喘息になりました。これをアレルギーマーチといい、このニュースの通りに症状が出ている次男のアレルギー症状、最初のアトピー性皮膚炎の段階で早期の治療が重要だと考えているので、この研究が進められているそうです。

 

【発症予防の研究について】

アトピー性皮膚炎の治療を「積極治療法」と「標準治療法」に自動的にコンピューターが決め分けて、生後28週間まで治療を継続する。

 

「積極的治療法」

早期から全身にステロイド外用薬をつかって、全身の湿疹をなくす治療方法

・1日2回、毎日保湿剤(ヒルロイド)を塗布

・保湿剤に追加してステロイド外用薬を全身に下記のスケジュールで塗布

 

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(画像引用:公式HP)

・ 経過中に湿疹出現した場合の追加治療

 

 

「標準治療法」

アトピー性皮膚炎診療ガイドラインに基づき湿疹がでたときにステロイド外用薬で治療する方法

 

・1日2回、毎日保湿剤を塗布します。

 ・経過中に湿疹が出現した場合の追加治療

・下記表に従い、湿疹の重症度に合わせて湿疹部位にステロイド外用薬塗布による追加治療する

 

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(画像引用:公式HP) 

 

【使用する医薬品の概要】

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(画像引用:公式HP)

・ヒルロイドソフト・・・保湿剤

・アルメタ軟膏・・・ステロイド外用薬

・リンデロンV軟膏・・・ベタメタゾン吉草酸エステル

・フルメタ軟膏・・・モメタゾンフランカルボン酸エステル製剤

・リンデロンVローション・・・ベタメタゾン吉草酸エステルローション

 

フルメタ軟膏以外は、すべて次男も処方されて使用している薬です。

 

【費用】

全て保険診療の対象となる治療なので、通常の保険診療でかかる費用(健康保険および自己負担)が必要です。保険診療の対象にならない検査の費用は研究費で負担。患者さんの負担はありません。

研究へ参加される方には本研究への協力に対して参加協力費として、登録後2週・4週・8週時にQUOカード1000円分、生後28週時の受診時にQUOカード2000円分を提供されます。

 

【参加希望の方】

登録時に下の①~③の基準をすべて満たしているお子さんが参加できる。


①皮膚にかゆみのあるぶつぶつが出現してから28日以内 
②医師がアトピー性皮膚炎と診断 
③生後7週(日齢42日)から生後13週(日齢90日)まで

 

 【研究実施施設機関】

国立成育医療研究センター

国立病院機構相模原病院

浜松医科大学医学部付属病院

藤田保健衛生大学病院

国立病院機構名古屋医療センター

国立病院機構三重病院

京都府立医科大学付属病院

 

東海地方の病院が3つもあって嬉しいですね。

 

paci-study.jp

食物(卵)アレルギー発症予防のまとめ

この研究が進んで検証されたら、アレルギーで悩む子供たちが減ることを祈っています。私の子供は、もうすぐ3歳なので参加はできませんが、もしまた子供が産まれてアトピー性皮膚炎と診断されたら、参加したいと思いました。研究段階での参加は親として副作用が心配ですが、アレルギーの発症の予防できるという期待を持ちたいです。